澪央市について

澪央市(LH市)は、首都近郊K県に存在する市。地域の中では人口は、五指に入る30万人前後を有する。

解説・概要

市域は比較的広大であり、1956年の市町村統合前の、地区ごとの特色を色濃く残している。 詳細は各地域の項を参照のこと。

市内を十字にJR新港線(東西方向)とJR柘小森線(澪央駅から南西方向)及び、
南急澪央本線(南北方向)、湊電長堀線(澪央駅から南東方向、コの字型、路面電車)が結んでおり、
交通の利便性が高く通勤通学圏として発展、著名な観光資源も多く、良好な自然環境や温暖な気候もあり、戦前より人口増加が続いている。

姉妹都市・提携都市
天月市(日本)-1965年(昭和40年)10月7日提携

市鳥 ハジロコチドリ
市花 バラ
市の木 ハリエンジュ
市のマスコット れおにゃー リーベちゃん

朔並(さくなみ)地区

澪央市北西部。
澪央市内では丘陵・山岳部となり、標高200m程の山が存在している。その周辺はハイキングコースや観光名所として有名。
南部東西や海岸付近の一部地域を除けば概ね平坦な澪央市であるため、地域の大半を一望できる。
西寄りの一部地区は、一時期の再開発ブームからのバブル崩壊で開発途中で放棄された施設なども多く、
今後の誘致計画など課題に挙がっているが、交通の便がやや悪い為難航しているようだ。

■主要施設

  • 万薔ローズファーム
  • 澪央農業公園
  • 澪央美星天文台(プラネタリウム併設)

■開発途上放棄/閉鎖施設(主に朔並地区西部)

  • マクスウェル国際文化会館(複合展示場想定。計画名。内装を残したところで建設中止)
  • 北澪央テーマパーク(遊園地想定。計画名。大規模遊具を設置する前に建設中止)
  • アップタウンタワー南朔(マンション想定。計画名。内装を残したところで建設中止)
  • 旧朔並トンネル(旧道のトンネル。今は謎の亡霊が出ると言う根も葉もない(?)都市伝説が流れている)
  • 旧葉月産業コールセンター跡地(閉鎖された然る企業のコールセンター。その後親会社は別会社に吸収されて現存していない)
  • 旧葦原採石場群跡地(戦前~高度経済成長期にかけて稼働していた採石場。主に石灰岩を産出しており、セメント工場及び従業員宿舎も併設されていた)

■特殊用途施設

  • 澪央朔並工業団地(計画名。開発中止となった造成のみが行われた土地。現在は特撮物のバトルシーン等の撮影で活用され、却って有名になったとか)
  • 北朔並第一ダム(水力発電用ダム。尚、第二以降は計画のみで実現していない)
  • 北朔並電力ラボ(北朔並第一ダム近傍併設の発電研究所。風力、太陽光、地熱の他、冷熱や落雷と言ったニッチな発電方法についても研究されている)

千両(せんりょう)地区

澪央市中北部。
市政と公共サービスの中心であり、澪央市役所、総合病院、警察署、消防署、郵便局、大学、大規模公園などがある。
この中で澪央総合病院はUGN派の病院の1つとしても運営され、小規模なレネゲイドの研究所も併設されている。

■澪央市中心部(千両地区南部)

  • 澪央総合病院
  • 澪央中央警察署
  • 澪央中北消防署
  • 澪央中央郵便局
  • 北澪央公園
  • 澪央大学北キャンパス

■澪央市北部(千両地区中心部)

  • 澪央千両商店街
  • モダン和装KIRIBUKI(和装の博物館、体験コーナー、商店がセットになった複合施設。外国人に人気が高い)

■その他の地域

  • 澪央アズテックスタジアム(野球スタジアム)

日永(ひなが)地区

澪央市北東部。
中北地区に程近い地域は商業区、そこから離れるに従って住宅区となる。
東沿岸部には軍港があり、軍事拠点として、日本有数の地区でもある。
また、更に東北側隣市には国際空港もあり、近現代的国際色の強い地域となっている。
性質上、この地域は水面下でのオーヴァードの抗争も数多いであろうことが予見されている(ティンダロス、SoG、FH等の活動など)。

■軍港施設

  • 陸防澪央駐屯地
  • 防衛隊大学澪央キャンパス
  • 海防護衛艦隊司令部
  • 海防ストレンジャーズ澪央分遣隊
  • 米海軍テンペスト澪央分遣隊

■その他施設

  • 澪央港フェリー埠頭
  • 未来館れいおう(複合展示場・コンベンションセンター)
  • 澪央競馬場(南関東公営競馬所属、内芝・外ダート)
  • ベイサイドパークスタジアム(サッカースタジアム)
  • 鎌田スタジアム/澪央国際陸上競技場(前者はネーミングライツによる愛称)
  • マリンミュージアム水遊(水族館)
  • コマースタウンコンベンション澪央ベイ(大規模な駐車場を備えた郊外型複合商業施設。通常『澪央ベイ』と言えばここの事を指す)
    • シネマコンベンション澪央ベイ(シネコン。小規模なコンサートホールもある)
    • フードコンベンション澪央ベイ(多数の飲食店により構成されている複合施設)
    • アミューズメントコンベンション澪央ベイ(ゲームセンター、カラオケボックス、パチンコ店等の複合施設)
    • スポーツコンベンション澪央ベイ(ボーリング場、スケート場、ゴルフ練習場等の複合施設)
    • コモディティコンベンション澪央ベイ(スーパーマーケットとホームセンター、家電店、書店の複合施設)

鹿白(かはく)地区

澪央市南西部。
この地区は中世期からの風情を色濃く残した施設、具体的には寺社や古墳跡、城跡等も多い。
大別して澪央市に於ける下町・ベッドタウン的な側面がある北部と、
主に保養地としての利用を想定、富裕層向けの大型住居・セカンドハウスとして展開された中南部に別れる。
海浜地域の中でも更に西寄り方面はプライベートビーチ等として利用されている。

■主要施設

  • 澪央大学附属小中学校
  • 韮浜海水浴場
  • 湊八幡宮
  • 水走神社
  • 水走仲見世商店街
  • 永瀬探偵事務所(UGN澪央支部拠点)
  • 万郭寺/万郭霊園
  • 白沖城/白沖城址公園

薫衣(くのえ)地区

澪央市中南部。
北寄りの地域は商業とビジネスの中心であり、いくつもの高層ビルが立ち並ぶ。
そこから南部に向かうに従って中小規模の事務所、問屋や個人商店、飲食店などが増える。
南端の海浜地域は西南地区から続く、港湾レジャーの中心地。
海水浴やサーフィンのメッカとしても名高く、夏場は平日でもかなりの賑わいを見せる。

■主要施設(北部)

  • ショッピングモール・セフィロト
  • 神城グループ澪央ビル
  • 澪央大学南キャンパス
  • カルチャーフロントLEIOH/澪央市中央文化センター(複合文化施設。コンサートホール及び小規模展示室、会議室等。前者が一般的な名称)

■主要施設(南部)

  • 薫衣高校
  • 相州澪央ミュージアム(歴史博物館)

柘小森(つこもり)地区

澪央市南東部。
半島形状の港湾区で、東北側は国際産業港として名高く、税関の支所や各種工場及び研究所(主要生産品は自動車・IT関係等)が置かれ、
市は「ミニ・シリコンバレー」と言う名称を(ひっそりと)この産業街に付す事になった。
昔から国際色が強い地区だが、ここ20年ほどで整備が行われ比較的小奇麗な街並みである。
東南側から西南側に掛けては昔ながらの漁港として一部の層に知られ、マグロ・ブリなどが有名。
或るゲームハードのマスコットキャラがこの地域を旅する、という触れ込みのゲームでその「一部の層」は広がる事になる。

■産業街(ミニ・シリコンバレー)

  • 澪央国際産業港(商港・工業港)
  • 鎌田自動車工業澪央工場(自動車、自動車部品等)
  • 東亜DDD工業澪央工場(電子機器、携帯端末等)
  • 今西金属工業(電子機器外装・電子機器部品・周辺機器等)
  • TaM研究所(ゲームソフト開発。代表作『乙女に映しておぼろげに』)

■異人館街

  • 澪央市立図書館(東南)館
  • 万薔園
  • 旧澪央福音宣教会
  • マーブルクラニアム城(欧州から移設された西洋城。ロケ地として様々なドラマ等に活用されている。大理石が中心で広間はドーム状の屋根を持つ構造)

澪央市内の交通

道路

澪央駅付近を中心に北東方向から西方向に延びる国道1号線を中心に、大小様々な国道・県道・市道(バイパス含む)が存在する。
また、東名高速道路に接続する澪央北部道路(高速道路/一般有料道路)も存在する。
東京近傍であり、メインのルートとなり得る道路も多い為、主要幹線道は人口に比して割と混雑が激しい。

鉄道

澪央駅から東西にJR新港線が、南西方向にJR柘小森線が伸びている。
主要な私鉄は市内を縦横している、大手私鉄の『南関東急行(みなみかんとうきゅうこう)』、通称『南急(なんきゅう)』と、
主に澪央駅から南部を中心に併用軌道を走り、澪央市電時代を含めると非常に古い歴史を持つ『湊電鉄(みなとでんてつ)』、通称『湊電(みなでん)』の2つ。

南急は澪央駅から南北に延びる澪央本線、千両本町駅と日永駅を結ぶ千日線、水走町駅から海沿いに走り、日永駅を通り東京方面に至る海岸線がある。
また、湊八幡宮・澪央市から天月市及び日向市への相互乗入運転も行われている。

湊電は澪央駅からコの字を描くように市街を結ぶ長堀線、市街から中南部の住宅街を縫うように走る美空線、
美空線から分岐し丘陵地帯を越えて南側の海岸に至る片瀬線、海岸沿いをゆったりと走る八幡線がある。

空路・海路

澪央市には空港は存在しないが、南関東急行が隣接都市にある国際空港への直通電車を運行している。
また、東京湾を望む日永地区の澪央港からは対岸のC県、伊豆七島、小笠原諸島行きのフェリーの他、
週末等には東京湾の遊覧船の運行などもなされているようだ。